天 王 塚

岩橋丘陵の最高所、標高155mの天王塚山山頂に築かれた墳長88mの二段築成の前方後円墳。
6世紀中葉の首長墓である。
昭和39年(1964)に関西大学、平成27年(2015)に当館により調査が実施される。
調査成果から、全国第2位高さ5.9mの玄室が岩橋型横穴式石室の構築技術の到達点を示す。
その一方で、埴輪を樹立せず造出や基壇を設置しないなど、先行する首長墓と断絶する要素も明らかとなっている。



天王塚


天王塚 石室 石棚と石梁


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